繰り返し一粒パロ 蘭マサ
「先輩…俺達、このまま別れちゃったりしませんよね…?」
俺が聞くと、先輩は笑って
「そんなこと、あるわけないだろ。俺はお前一筋でずっと愛し続けるよ。」
と言って頬に軽いキスをした。
「あっ///ありがとうございます///」
俺の顔がだんだん熱くなってきた。
………。
それから会話が続かなくなってしまった。
その時、先輩が
「明日、デートでもするか?」
と聞いてきた。もちろん「はい」とOKした。
「じゃあもう暗いし帰るか!」
と言って俺の手を取って歩き出した。
「はい///」
俺はその大好きな背中を追いかけた。
次の日
「行ってきます!」
俺は短くそう言うと、玄関を飛び出した。
早く先輩に会いたかった。
俺はそのあと、全力疾走して待ち合わせ場所に10分前に着いた。でも、もう先輩は先に待っていた。
(待たせちゃったかな…?)
俺は先輩のもとへ走った。
「霧野せんぱ…
俺が言いかけた時、真後ろから
「蘭丸ぅーごめん!待った?」
という、女の人の甘い声がした。
(蘭丸…もしかして…霧野先輩のこと…?)
その時、ものすごく嫌な予感がした。
…先輩は振り向かない。
(人違いだよね…?よかった~)
と、安心したのもつかのまで、女の人はもう一回「蘭丸ぅー」と言って先輩の方へ歩いて行った。
すると、先輩がバッと振り返って
「あー…ごめん((汗」
と、女の人に謝っていた。
「えっ…嘘…。」
俺が先輩の方をジッと見つめながらつぶやくと、先輩はこっちをちらっと見た。
(気づいてくれた!)
「霧野先輩っ!!」
俺が先輩の方に走っていくと、先輩は哀れそうな目でこっちを見つめると、
「行こうぜ。」
と言って女の人の腕を引っ張って行ってしまった。
(な…なんで行っちゃうんですか…?)
俺は先輩を追いかける。
すると、先輩が俺を睨むと、
「ホモってキモいよなww」
と言った。
俺の体が、その言葉で一瞬で凍りついた。
(え…?霧野先輩…?)
俺はその時になってようやく気がついた。
”愛してる”って言ったのは
釣り上げるためのエサだったんだ…。
~あとがき~
あー…狩屋大好きなのになんでこんなかわいそうなお話なんだろうねw
授業中に何となく思いついたんですよw(ちなみに社会w)
甘々って書いてもたいんだけど、書くの恥ずかしくて書けないんですよ((
あー…疲れたw
終わりまーす((